ココ色吐息

読書の秋?

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こんにちわ。特別にネタがないので、今読んでる本と、何度となく開いてしまうお気に入りの本でも。

左から、夢野久作「瓶詰の地獄」

なんで読もうと思ったんだっけなあ。あーそうだ。
ボトルメールのウィキペディアを読んでいて、そこにボトルメール(瓶詰の手紙)を題材にした小説、
と紹介されていたところに前出の「瓶詰の地獄」を見て読みたくなったんだった。

夢野久作自体にも興味が湧いたんで、「ドグラ・マグラ」が読みたかったんだけれども、ちょっと勇気がなかったので(笑)
短編集でもある「瓶詰の地獄」から手に取ったのでした。

でもこれ、まだ途中。四篇しかまだ読んでないのですけど、すでにハマりかけてるので載せてしまいます。
いやあ、でも載せたはいいけど、どう感想というか思ったこと書いたらいいのかまるでわからない(笑)
怪奇といえば怪奇なんですね、ホラー。どう怪奇かというと得体のしれなさ、というのもあるのだけれど、
それ以上に人間が持ってる心の裏側がホラーなのかなあ、と思ったりする。

それを、抽象的に……? 
うーむ、どうとでも解釈できるような描き方をしているからどこか非現実な幻想色が満ちて感じるけれども、
なんだろう、うん、わからない(笑)

でも文章と言う形だけで、この世界を描くその想像力が、怪奇です、もはや(笑)

もっともっと柔軟な頭にしたいと思いながら、続きを読もうと思います。


さて、右は前者とは打って変わって対照的な? 春くらいに刊行されたばかりの(多分)戌井昭人「まずいスープ」

春先頃に、あまりに本を読んでいないのでさすがに読まないといかんだろう、と本を読むことを決めたのはいいものの
何から手をつけたらいいのかわからん、と悩んでいたときに新刊コーナーで見つけて買ってみた本だったのですが。

面白くて面白くて一気に読みましたw

解説でも書かれていたことに納得だったので、ちょびっと引用します。

 戌井さんは一種、『どうでもいいとこがうまい』とでもいいたい魅力がある。
 もうホントにどうでもいいんじゃないの、というところがめちゃめちゃ調子づいていたりする。
 言われてみれば、世界は大体、思いもよらぬところで調子に乗っている。

ほんとにそうでした(笑)どうしてこんなところに目が行ったんだろうw と。思わず声を出して爆笑してしまった。
なんだろうなあ、活字で読んでいながらにして、頭の中で動いてるキャラクターたちのシュールな表情が、浮かんでくるんですよね。
それが私個人のどツボで、しばらくはまって、本読めない時もありました(笑)
だからまあ、出てくる人間のみな、いとおしいこと。

表題作の「まずいスープ」もとっても面白いのですが、
個人的には他二編の「どんぶり」と「鮒のためいき」もたまらなく面白かったです。


たとえば、夢野久作のような独特の世界観にどっぷり浸れる小説も面白いし、
凝り固まっていた思考や価値観を破壊される感覚も気持ちがいい。

はたまた、まずいスープのようなありふれた人間の生活感にくすっとブハァ、と笑う小説もまた気持ちがいいわけで。

うーん、奥が深いね!(まとめ、軽っ!)
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by koco_hinata | 2012-09-24 12:35 | book