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ココ色吐息

急ぎ足で

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こんばんわあ。(o´∀`o)ノ
こんな呑気な顔文字使ってる場合じゃありません、寝なさい、という時間だし体調ですが、書くのだ。書きたい気分なのだ。

写真が撮りたくなると写真を撮りにいけない事情になってしまう自分の、運命と書いてサダメ(大げさ)をどうにかしたいですが、
ひとまず写真が撮れていないどころか出かけることすらままならないので、本ネタ。

元々活字を読むのは得意ではなかった、とは何度も書いているけれども、最近段々と前よりはペースが早くなりました。
新聞読むようになったのも一因かなあ。
でもやっぱり読むのは遅いのです。そして長編となると更に遅れ、あれよあれよと読み終わらないまま一月が簡単に過ぎてしまう。
特に古い小説は、いちいち辞書を引きながらになってしまうために更に時間がかかる(笑)

それで読書自体が疎かになる悪い癖があるので、そういう時はちょこっと諦め別の小説に着手することも多々あるのですが。


今月は怠けてペースが乱れたので、短篇中心に読んでおりました。うーん、やっぱりまだ長編って苦手だなあ。
集中力というものが本当にまるで育っていない(笑)

では最近読んだものをいくつか。


□夢野久作 「少女地獄」

「瓶詰の地獄」を読んでからすっかりハマって、早速に買った二冊目。
今、「犬神博士」読んでるけど、これは長編だから時間かかりそうだわw

タイトルは作中の短篇のうちの一作なのですが、前篇通して女性がキーになるお話です。
「少女地獄」なだけに、女性の心理の裏側や、闇がおどろおどろしいし、
時代背景も戦前ということもあって余計に不気味さを醸し出しているのだけど、
現代にも通ずる人間同士の絡みがあるのよねえ。

一見、男性が怖いじゃない、っていうようなお話もあるのだけど、やっぱりその裏側に潜むは女の影。

夢野久作自体、作家だけじゃなく、陸軍少尉でもあれば、新聞記者であったり、郵便局員だったりと、
多種多様な経歴を持つ人で、それだけに様々な人間模様にぶつかっていたのかもしれないけど
それにしても、その思考回路は一体どうなってるんだろう、って生きてるなら聞いてみたい(笑)

そろそろ問題作?とされる「ドグラ・マグラ」を読みたいところだけど、やっぱりまだ怖いし読みきる自信が持てないなあ(笑)


□アンソロジー 「female」

五人の女性作家が女と性をテーマにした短編集です。
これはねえ、私が23、4歳くらいのときかなあ、
映画が先か小説が先かは忘れちゃったんだけど同名の映画が公開されて、それを見にゆき、DVDも買ったという(笑)
その原作本を古本屋で見つけたので買ったのです。

なんでかは、このお話のうちの一つ、小池真理子「玉虫」に加瀬亮が出ていたから(笑)

いや、でもねえ、この時の加瀬くんのカッコよさったらなかったのですよ、しかもめちゃくちゃエロいし。
加瀬くんもいいんだけど、共演者に小林薫だもの、見ないわけにはいかないよ。
こりゃ外せない!と映画館へ出向き、かつDVDも買いました。うーん、やっぱりいい。

で、脱線しそうなので、映画はひとまずおいときまして(笑)

原作と映画とではちょこっとストーリーが違うのね。
ちょっとエンディングとか、話によってはキャスティングも違いましたが原作も面白かったです。
アンソロジーは読みやすいので、とんでもなく読むのが遅い私でも半日かからず読めた(笑 どんだけ遅いんだw)

テーマは、エロスなのだけど、文体とか内容はそこまで重たくないので、意外と爽やか、かも。
(映画は、映像なだけにかなりエロかったので、とっても刺激的!)
そんなに構えなくても、一女性として恋愛について共感できるような内容ではないかな、と思われます。
でも、恋したいぃーという強烈な願望にいざなうまではいかないので(笑)ちょっと気楽に読むにはオススメですw


はてさて……。

もうちょっと書こうかとも思ったんだけど、時間も時間だし(笑)長~くなっちゃうのでこの辺で♪

また続き書けたら書きま~す (´ω`)ノシ
by koco_hinata | 2012-10-26 01:33 | book