ココ色吐息

侘しさの矛盾

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 □ FUJI PRESTO400 □ 

福生で撮ったもの。どっかの店先に置いてあった。なんの店の前だったかな、忘れてしまった。
モノクロ写真て、色がないのに高いんですよ。カラー現像可能のフィルムはフィルムが高いし、フィルムは比較的リーズナブルでも、モノクロ現像が高い。不思議。

山手線が今年の秋(この辺ちょっと曖昧)中吊り広告を撤廃して、車両リニューアルに伴いデジタル広告に切り替えるそうです。
私鉄や他のJR車両も順次、中吊りの廃止へと向かっていくそう。

デジタルにすることで、多くの広告を小出しで提供できるほか、中吊りを取り付けるための人件費削減にもなるとのことで、圧倒的に中吊り広告よりメリットは多くあるらしい。

なるほど、と同時にやはり慣れ親しんだ中吊りがなくなる、と思うとやはり寂しい気もします。
かといっても時代の流れ。利便性に富み、コストを抑えられたり、資源削減にもなれば切り替えない手筈はないわけで。

その一方で、レトロなものがブームである、という特集を同じ日に見た。
わ ざわざレコードプレイヤーまで購入してでもレコードを聴く、という人が年配のみならず若い人にも広がっていて、今時のミュージシャンもLP盤をリリースし ていたり。アラジン製の石油ストーブが人気だとか、手間暇かけることへの魅力だとか、空間を買っているだとか、言ってましたが。

ブームもそのものを存続させるのに必要なので結構ですが、ブームはブーム。やはり一時的なもの。
本当に好きであったり、必要である人しか結局継続しない。
残してゆきたいものを、継続的に残していく術って、どういう方法がいいのだろう。
やはりその世の中にそぐわぬものは、日毎、小さく遠くなっていくのです。

レトロブームだなんて言うのなら、フィルム写真も再燃させましょ、ネエそうしましょ、なんて、
テレビに向かって話しかけていたすっかりオバタリアン(死語か?)な私も、
非情なまでに熱しやすく冷めやすいタイプだし、せっかちでめんどくさがりだから、
便利なものに縋ってしまっているし、あまり声を大にして言えないけれども。

ついつい眺めてしまう中吊り広告も、いずれはなくなるのか、というニュースを見て、
なくなったらなくなったでデジタル広告を見るんだろう、と思いはしても侘しさが代わりに心に残る。


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by koco_hinata | 2015-02-19 17:25 | think...